衰退地域の勝機を見出すモデルとは?

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限られた地域の資源を集中した取組み?!

北海道・天塩町(てしおちょう)は、地元の食材を使った特産品開発を推進する「天塩國(てしおのくに)眠れる食資源活用プロジェクト」のお披露目・特別試食会を、3月22日(水)にイタリア文化会館(東京都千代田区)にて開催しました。

最初に天塩町・浅田町長の挨拶に続き、来賓(地方創生担当大臣・山本幸三氏、自民党副幹事長・後藤田正純氏ほか)の方々から激励の言葉が寄せられました。俳優の岸谷五朗さんも応援に駆け付け「ドラマの撮影で訪れたときに極寒の海に飛び込んだ後のしじみの味噌汁に助けられ、天塩町の人々の温かさに魅了された」と、天塩町のファンである事を公言されました。

 

2016年7月に自ら志願して首相官邸から人口約3,200人の天塩町に副町長として赴任した齊藤啓輔氏による本プロジェクト紹介や天塩町の地方創生ビジョンに関する発表が行なわれました。町内の酪農、漁業、農業、行政有志へ働きかけ、元外交官ならではの戦略立案スキルと素早いスピードでチーム作りに着手、様々なコラボレーションが生まれました。

「当たり前」だった天塩産食材の価値が知られた

今回のお披露目・試食会は天塩町食材をただ提供するのではなく、東京の名だたる著名店とのコラボレーションによって華やかな逸品に昇華させているところが特徴です。この日発表したコラボ商品は、人気ラーメン店「ソラノイロ」(東京都)店主の宮崎千尋さん監修のカップ麺「至高の天塩しじみ光麺」、「地方×女子」ビジネスの第一人者「ハピキラFACTORY」監修の飲むパンナコッタ「とろパンナ」、老舗レストラン「五島軒」(函館市)が初監修する“温燻(おんくん)”という伝統製法の「プレミアム スモークサーモン」、天塩漁師直伝の「TESHIO鮭の山漬け」(北海道産トドマツ使用、特別木箱入)の4種類が発表されました。

至高の天塩しじみ光麺 https://www.amazon.co.jp/dp/B06XHCZB8W

プレミアムスモークサーモン https://www.amazon.co.jp/dp/B06XKNST2B

TESHIO鮭の山漬け https://www.amazon.co.jp/dp/B06XKR1QJM

 

「至高の天塩しじみ光麺」と「TESHIO鮭の山漬け」は披露と同時に販売が始まり、天塩町のふるさと納税商品としても新たに追加されました。「プレミアムスモークサーモン」は1カ月後に発売になる予定です。今後はサクラマスの温燻もラインナップに加えるほか、大好評だった「とろパンナ」はさらに改良を加える予定となっています。

会場では地元漁師による鮭の山漬け実演が行われ、天塩産のミズダコ、タラ、えいひれ、ニシン、ホッキ貝、子羊肉などを使った多彩なイタリア料理をエリオ・ロカンダ・イタリアーナ(麹町)が監修。特別メニューとしてスーパー割烹 六雁(むつかり)が「鮭の山漬け餅」を提供、コラボレーションメニューを通じて世界へ挑戦する天塩町の眠れる食資源のポテンシャルの高さを直接「見て、食して」、参加者約150人が食材の磨き上げに魅了されたひとときとなりました。

地域の運営モデルが縮小する中で、今回の取組を通して、認知度向上、外貨の獲得、人が地域を訪れる形が少しずつできあがっている、地方創生の一つの形を見出したように思います。

天塩國眠れる食資源活用プロジェクト http://angle-media.jp/other/415
北海道天塩町公式サイト http://www.teshiotown.hokkaido.jp